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意外と知らない医療 その1

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目次

意外と知らない医療 その1

1 ガン治療格差

 人はほとんどの方が,何らかの病気で亡くなります。現在の死亡原因1位はガン,2011年には肺炎が第3位に入ってきました。
 高齢になり体力や免疫力が落ちている時に肺炎にかかりやすく,肺炎で亡くなる方のほとんどが高齢者です。
 県別のガン死亡率格差は,日照時間・食生活・健康診断など様々な要因はありますが,結論は情報量の差で,早期発見すれば治る,健康的な生活を送ればガンになりにくい等,自治体が啓蒙活動をしている差とも言われています。

2 病院別,ガン5年生存率格差

 これをご覧になって,皆様ならどの病院に相談したいですか。

 病院ごとの格差や同じ病院でも医師の技量の格差等がありますので,多岐に渡った情報を持っていることがとても重要です。

3 緩和ケア・ターミナルケア

 生命を脅かす疾患による問題に直面している患者さんとそのご家族に対して,痛みやその他の身体的問題,心理社会的問題,スピリチュアルな問題を早期に同定し,適切な評価と治療によって,苦痛の予防と緩和を行うことで,QOL(Quality of Life:生活の質)を改善するアプローチです。
 ホスピス・緩和ケア病棟は,病気の治療を目的とするものではなく,ガンと共に生きる患者さんやご家族の痛みや苦しみを和らげる医療を行うところで,症状が落ち着いたり希望があれば,退院も可能です。主に悪性腫瘍や後天性免疫不全症候群に罹患している患者さんが対象で,自分らしい時間が過ごせるようチームで治療,ケアを提供しています。
 現状では,ホスピス緩和ケア病棟の数は頭打ちで,その理由は,①病棟設備の基準が高く経営が合わない。②終末期に適応できる人材が揃わない。③患者が「死」というものを受け入れる風習が少ないからです。

 続きは,次回「意外と知らない医療 その2」でお送りします。

執筆者:相続アドバイザー(上級)/黒田文

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